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Empower and Revitalize Japan for Next Generation

SOPHOLAのVision(目指す世界観)、Mission(果たす役割)、Values(大切にする価値観)を体現する取り組み・アイデアを発信。
SOPHOLAの雰囲気がわかるような社員の日常や想いも更新していきます。

「新規顧客」って誰やねん

今日、ある広告代理店の担当者の方から「顧客に新規顧客獲得したいから、MetaやLINE広告の類似オーディエンスターゲティングが良いかと思っているが、他に何かあれば教えてください」と連絡が来ました。こういう質問に至る前に、「そもそも広告主が狙いたい新規顧客って誰?」って考えたりしないのかなぁってふと思ってしまいました。広告代理店と広告主側の普段のやり取りでもクリエイティブも丸投げ、丸飲みになっていて、広告代理店畑に8年位いましたがこういう関係性って割とよく見かけるんですよね、残念ながら。

個人的には、この関係性の根本にあるのは、「広告費を自分の大切なお金として考えられてない」っていう一言に尽きる気がします。例えば、極論になりますが「キャンペーンゴール・目標KPIに達しなかったら、使った広告費全部自分のポケットマネーで払ってください」てなったら広告主側も無思考に第3者にキャンペーンのターゲティングやクリエイティブを丸投げしないですし、広告代理店側も無思考な提案してこないと思うんですよね。こういう大事な問題、私の知る限りごく一部の業界の重鎮しか指摘してこなかったのがこの「業界の闇深い」ところですよね。(ちなみに私はこういう場面に出会したら、契約切られてもいいので必ず指摘するようにしています)なぜかというと、こういう場合の多くは、広告主側にチェック機能がないので、担当者が「代理店が悪い」って言って代理店を変えたり、代理店側はこういう事態が発生するまで「楽できる」からです。

解決方法は簡単ですよね、両方の立場で「『広告費を自分の大切なお金として考えられてない』という組織課題を組織の上下で共有して、考えられるような仕組みを創る。」だけです。例えば、従業員と全員フリーランス契約にして、契約条項に広告パフォーマンスに報酬が比例したり、契約継続がパフォーマンス次第というふうにするっていうのも一つの仕組みですよね。

この業界で私のような考えを持って、対外的に発言してる人は1000人に2-3人くらいの割合くらいしか出会ったことないですが、今後このような視点を持つ若い人達が多く現れ、この業界の闇をぶった斬っていってもらいたいですね!笑

SOPHOLA株式会社
創業者兼代表取締役
飯野 正紀