Empower and Revitalize Japan for Next Generation
SOPHOLAのVision(目指す世界観)、Mission(果たす役割)、Values(大切にする価値観)を体現する取り組み・アイデアを発信。
SOPHOLAの雰囲気がわかるような社員の日常や想いも更新していきます。
正直さと柔和さの力—心に響くコミュニケーション
最近、m19への切り替えについてよくお問い合わせをいただくようになり、心から感謝しています。多くのセラー様が現在のAmazon広告最適化ツールの使い勝手の難しさや、パフォーマンス改善の限界に悩んでおり、m19に解決策を求めているのが現状です。
しかし、私が担当させていただくミーティングでは、「すぐにm19に切り替えましょう!」とは言いません。まずは、「今のツールで本当に解決できないのか?」という点を一緒に考えます。ツールの切り替えは、私たちベンダーが思う以上に時間も労力もかかり、その分、ユーザー側には大きなリスクが伴うことを常に意識しているからです。実際、現在のツールを再度確認することを提案することも多いです。それでも解決が難しいと感じた時に、初めてm19の機能や、どのように課題を解決できるかをお話しします。
よく「m19のサービス提供者としての仮面を外して、本音でお伝えしますね」と言いますが、これが私のコミュニケーションスタイルです。目の前にいるお客様がより良い選択をしていただけるように、正直さを最も大切にしています。m19の良い点も悪い点も包み隠さず伝え、使用時の注意点も何度も丁寧に説明することで、可能な限りミスマッチを減らすようにしています。
さらに最近、ある出来事がきっかけで、柔和さの大切さを再認識しました。私が幼少期に通っていたうどんのチェーン店が出張先にあり、懐かしさから喜んでお店に入ったのですが、なんとラストオーダーが5分前に終了していたのです…。すると、片付けをしていた中年の男性店員さんが、私に気づき、こう言ってくれました。「すみません、お客さん。ラストオーダー終わっちゃったんですよ。でも、せっかく来てくれたのに…料理人が帰っちゃったんですよね。僕が作りたいんですけど、あまり美味しくないんですよ〜」その柔らかいユーモアと温かさに、私は思わず感心してしまい、昔この店に通っていた話をしてしまいました(笑)。ここには、機械的な応答では決して生まれない、心のこもったコミュニケーションの力があります。
私自身、42歳になっても毎日のようにコミュニケーションの難しさを感じていますが、正直さと柔和さ/ユーモアを意識して、これからも試行錯誤を繰り返しながら、より良いコミュニケーションを目指していきたいと思います。
SOPHOLA株式会社
創業者兼代表取締役
飯野 正紀
P.S.先日息子と登った百蔵山から見えた富士山が本当に美しく、感動しました!