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Empower and Revitalize Japan for Next Generation

SOPHOLAのVision(目指す世界観)、Mission(果たす役割)、Values(大切にする価値観)を体現する取り組み・アイデアを発信。
SOPHOLAの雰囲気がわかるような社員の日常や想いも更新していきます。

海外との接点がある人は、自国を代表する意識を持とう!

米国留学時に、日本人に対する勤勉・謙虚・協調性・革新性・信頼感などのイメージを何度も米国人からお聞きする機会がありました。そのイメージに救われることも多々あり、その頃に「日本の先人達が築いてきたこのポジティブな国際的なイメージを次世代に残していきたい」と強く思うようになりました。

留学後、仕事の面でも海外の方との接点は非常に多いですね。米国、イギリス、フランス、オランダ、オーストラリア、トルコ、イスラエル、バングラデシュ、シンガポールなど様々な国のテックスタートアップ企業や他の産業の企業の方々とビジネスを通じて触れ合う中で、「自分たちを通して、日本・日本人がどう見られるか?」というのを常に意識して話をするようにしてきました。我々のパートナーの多くは日本に旅行したことがなかったり、日本のビジネスパートナーとして初めてのやり取りであったりするので、我々とのやり取りで日本・日本人への見方も大きく変わるだろうなとずっと感じていました。「こうした意識を持って、海外のビジネスパートナーと話をされる方々がどれくらいいるんだろう?」とふと思うことが多々あります、我々にとっても初めて話す「オランダ人」や「バングラデシュ人」だったりするわけなので。笑

登山をしていても同様のことをよく考える機会があります。最近は、多くは中国人ですが、登山ルールやマナーを無視した登山をされる外国人登山者が日々ニュースで取り上げられています。登山装備が必須な山に軽装登山で行き、遭難して救助を求めたり、登山道以外を歩いて自然破壊をしたり、ドローン禁止のところでドローンを飛ばしたり、枚挙にいとまがありません…。こうした外国人登山者の行動を日本人がニュースで何度も目にしたら、その外国人登山者の出身国に対するイメージも悪化していきますよね?

これは何も外国人に限った話ではなく、日本人でも同様ですよね。ラオスで日本人による児童売春が大きな問題になっています。ラオスはアジアでも最貧国の一つですが、日本のODAなどを通じて社会インフラ整備を行い、親日国の一つです。でも、児童売春をする日本人について見聞きすることが増えれば、ラオスの方々の日本人に対する見方も次第にネガティブなものに変わっていってしまうでしょう…。

こうしたことからも海外の人と接する機会がある人はぜひ「自国を代表して海外の人と接している」という意識を持っていただきたいなと思います。相手にとっては自分の国の出身者と会話するのは初めてかもしれないですし、初めてじゃないとしてもより良いイメージを持ってもらえる貴重な機会になるかもしれないからです。一人一人のそうした積み重ねが自国や自国民に対するポジティブなイメージとなり、子や孫世代に繋がる貴重な財産になるはずです!

SOPHOLA株式会社
創業者兼代表取締役
飯野 正紀

追伸:先日登った志賀山で見た雲が流線的でとても美しかったです。この美しい空を眺め、美しいと感じられる休日に感謝!