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SOPHOLAのVision(目指す世界観)、Mission(果たす役割)、Values(大切にする価値観)を体現する取り組み・アイデアを発信。
SOPHOLAの雰囲気がわかるような社員の日常や想いも更新していきます。

非対称バイアス

最近、物事の対称性や非対称性について考える機会が多くありました。対称性(symmetry)については、2つの側面がバランスしていること、または類似していることを指しています。非対称性(asymmetry)はその逆で、バランスが取れていないことを指します。ネットで少し調べただけですが、まだ学問的なトピックになってないかもしれません。

きっかけは、「教育の場で学生側は宿題・試験の提出日時は定められているが、採点側は採点期限が定められていない」ことが多いと感じたことです。このルールって非対称でバランスが取れていない(asymmetry)だな、と。仕事の場に目を向けると、「こちらは約束や納期を守ることが期待されているが、先方は約束や納期を守れていない」とか「こちらには迅速なレスを求めるが、先方はレスが遅い、ない」など、例を挙げれば沢山ありますよね。私の考える非対称バイアスとは、「非対称な物事、バランスが悪い物事が発生したときに非対称であることに気づき、疑問、不快感などを覚えるのは迷惑をかけられている側であり、かけている側は非対称な物事が発生していることに気づいていない」という無意識の心理作用で、意識しないとバランスが悪いことを継続的に起こしてしまうリスクがあります。

自分自身の例で言えば、「○○さんに状況ステータスを教えてもらえず、毎回ステータス確認しないといけないんだよなぁ…」と不満に思ったとき、「××さんやその他の人が待っている状況ステータス通知をちゃんとしないと!」と思うきっかけにするようにしています。夫婦関係でも「自分は○○してるのに、奥さんが〇〇してくれないんだよなぁ…」と不満に思ったとき、「奥さんが××してくれてるけど、自分が××していないことで不快にさせてることないかな?」って考えるようにしています。

この記事の中に自身の非対称バイアスの存在に光を当て、意識して付き合っていくきっかけとなればとても嬉しいです。笑

SOPHOLA株式会社
創業者兼代表取締役
飯野 正紀
P.S.息子も言語化出来てないだけで、非対称バイアスを感じているかもしれませんね…。