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Empower and Revitalize Japan for Next Generation

SOPHOLAのVision(目指す世界観)、Mission(果たす役割)、Values(大切にする価値観)を体現する取り組み・アイデアを発信。
SOPHOLAの雰囲気がわかるような社員の日常や想いも更新していきます。

デジタルマーケティング業界のLTVへの転換元年

一昨年頃から自社ECサイトやモールでも短期的なマーケティング評価指標ではなく、より長期的なマーケティング評価指標がより重要になってくると予想していました。実際に今年4月のプレスリリースで、株式会社博報堂DYメディアパートナーズから顧客が一定期間内に企業にもたらす収益「ライフタイムバリュー(以下、LTV)」を機械学習で予測し、デジタル広告の予算配分を最適化する機能を”Digital AaaS”から提供を開始しています。また、株式会社Shirofuneも昨日のプレスリリースで、広告運用自動化ツール「Shirofune」のECプラットフォーム/EC構築サービスのデータ連携機能『LTV運用for EC』にて、任意期間後のLTV(顧客生涯価値)/ROAS(広告費用対効果)を基にした広告運用ができるようになっています。このトレンドは恐らくもっと強まっていき、スタンダードに今後なってくると考えています。

理由としては、技術的な進歩、ECマーケットの競争激化、クライアントニーズの多様化などが挙げられます。一方でまだまだ盲目的にCPAやROAS/ACOSの目標値をひたすら追い続け、長期的なマーケティング成果評価が全く出来ていない広告主やマーケッターが多くいるのもまた事実のような気がします。

今後、新規・既存顧客のビジネスにおける利益貢献度やLTVおよび顧客獲得コストに関わるマーケティング評価によって長期的なマーケティング評価を行い、長期戦で熾烈化するEC市場を戦っていく企業が増えていくため、弊社の取り扱うプロダクトでもそういったサポートができるようにしていきたいと考えています。

SOPHOLA株式会社
創業者兼代表取締役
飯野 正紀