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SOPHOLAのVision(目指す世界観)、Mission(果たす役割)、Values(大切にする価値観)を体現する取り組み・アイデアを発信。
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m19|よくあるミス集(初級編)
m19の国内導入数が増えてきて、利用されている代理店さまやセラーさまで共通してよく見られるミスが分かってきました。本ブログを通じて、そうしたミスをm19ユーザーのみなさまや今後利用される予定の方々とご共有することで回避し、m19の最大パフォーマンスを引き出してほしいと思います!今回はTOP3をご紹介していきますね。
#1:m19で管理していないキャンペーンにあるASINを誤ってm19のキャンペーン中に入れてしまう
m19で全てのAmazonスポンサー広告キャンペーンを管理すれば起こらないのですが、一部のキャンペーンを手動/代理店で管理されているケースで起こってしまうミスです。下のように「ストラテジー中のASINが別のキャンペーンで登録されています、確認してください!」というアラートがm19から上がってくるのですが、そのまま放置してしまっていることも…。該当ASINへの広告最適化がm19で進まない状態になってしまっているので、早急に修正しないといけない事象ですね。
#2:目標ACOSと実績ACOSに大きな乖離が出来ている状態が長く続いている
m19の最大の特徴の一つが「最初に2つの設定だけすれば、m19によるAmazonスポンサー広告完全自動最適化ができる」ところです。しかしながら、目標ACOS最適化モードを選択しつつ、目標ACOSと実績ACOSで大きな乖離が生じた状態を放置してしまっているケースもとても多いです。
1)目標ACOS <<実績ACOS
過去1ヶ月の実績ACOSが30%にも関わらず、目標ACOSを10%に最初から設定してしまうと乖離が大きすぎて広告コスト消化が進まず、機械学習が上手く機能しない状態になってしまいます。
2)目標ACOS >>実績AOCS
m19の最適化をONにしてしばらく時間経過すると、実績ACOSが目標ACOSを下回ってきます。この時に目標ACOSを再設定しないともっと最適化が進むのに不十分な状態で留まってしまう可能性があります。
※データが少ない状態からでも便利に使える「月予算最適化モード」を最近は選択する方が最近は増えています。月予算を設定して、あとはm19に上記の面倒もみてもらう形なので、更に楽に管理ができてしまうので。
#3:販売数が少ないストラテジーをいくつも作っている
m19の機械学習に必要なコンバージョン数は各ストラテジーで「1日2CV、1週間分」になります。しかし、学習スピードが遅いため、「1日10CV、1週間分」くらいがあればm19の機械学習効果を最大限引き出せるため、弊社ではこの数値を推奨するようにしています。まだセラー様の中にはこの数値基準をストラテジーに適応できていないことがあるため、この機に見直していただければ嬉しいです!
このような初歩的なミスさえ避けられればm19のパフォーマンスをより発揮することが簡単にできます。また別の機会に、「更にパフォーマンスをブーストできる設定(中級編)」をブログで取り上げていきます。
SOPHOLA株式会社
創業者兼代表取締役
飯野 正紀