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Empower and Revitalize Japan for Next Generation

SOPHOLAのVision(目指す世界観)、Mission(果たす役割)、Values(大切にする価値観)を体現する取り組み・アイデアを発信。
SOPHOLAの雰囲気がわかるような社員の日常や想いも更新していきます。

パフォーマンス改善の立ち位置変化

SOPHOLAが創業して間もなく7年が経ちます。最初に独占的パートナーとして手を組んだのは、イスラエルに本拠地を構えるAdScale社でした。そして、今でもその圧倒的なパフォーマンス改善実績が評価され、時折問い合わせをいただくことがあります。(もしAdScale Enterpriseを引き続き開発していたなら、日本のデジタルマーケティング業界にもっと大きな貢献ができたのではないかと思います。)私自身も他では得られない経験をし、その実績の凄さを実感しています。実際、AdScale Enterpriseを取り扱っていた広告代理店には、大手メディアエージェンシーの本部長クラスから、大手金融アカウントに導入したいという依頼が来るほどでした。

しかし、海外テックパートナー、特に広告自動最適化系のツールが日本市場に進出するにあたり、「パフォーマンス改善」の重要性やその位置づけは、進出段階によって異なると感じています。まだ国内事例がない段階では、「パフォーマンス改善」を強みとして前面に出しても、リードジェネレーションには繋がりにくいという現実があります。なぜなら、ツールを導入しようとする側からすると、「日本国内での実績はあるのか?本当にパフォーマンス改善が実現できるのか?」という疑念がついて回るからです。そのため、国内にない機能をアピールする、例えば「国内ツールにはない◯◯という機能があります!」といった形で、他社と比較して明確な差別化ポイントを打ち出すことが重要になります。

一方で、国内のパフォーマンス改善事例がいくつか出てきて、その改善度合いがインパクトのあるレベルであれば、「パフォーマンス改善」というテーマが、例えば「広告自動化」ツール選定において最も重要な要素になると感じています。これまで弊社は多くのツールを取り扱ってきましたが、「パフォーマンス改善」で他者が追随できないレベルで圧倒できるツールは、顧客やリードから非常に強い支持を得ることができています。最終的に顧客にとって重要なのは、「他社にない広告プラットフォームとの連携」や「データ活用」「データ分析」「オーディエンスターゲティング」などの機能が、結局どれだけ「パフォーマンス改善」に繋がるか、という点に尽きるからです。

この点は弊社のテックパートナーにとっても極めて重要であり、今後も引き続きこの領域に注力し、より多くの日本のデジタルマーケターに貢献できるよう尽力していきたいと思います。

SOPHOLA株式会社
創業者兼代表取締役
飯野 正紀