Empower and Revitalize Japan for Next Generation
SOPHOLAのVision(目指す世界観)、Mission(果たす役割)、Values(大切にする価値観)を体現する取り組み・アイデアを発信。
SOPHOLAの雰囲気がわかるような社員の日常や想いも更新していきます。
トレーニングを乗り切る秘訣
SOPHOLAが3期目に入り、新入社員を迎えてから1週間が経過しました。
異業界から成長速度の速いデジタルマーケティング業界に足を入れて、膨大な量の情報を前に圧倒されている新入社員の姿を目にしました。
トレーニング講師として彼らと時間を過ごす中、「9年前に、数学研究職からこの業界に入った時に自分はどのように初期トレーニングを乗り切ったのか?」
をふと考えてみました。
2011年2月に靴のコンシェルジュや無料試着サービスなどの画期的なサービスで垂直立ち上げされたロコンド社(当時はジェイド社)に入社した時、周りには「地頭がすごく良い」、「戦略コンサル経験有り」、「マルチタスク能力高い」、「コミュニケーション能力高い」と社会人経験0の私でもすぐに分かる人達が沢山いました。入社して数日後には、直属の上司が「マークはビジネスパーソンとして本当に成長したいだよね?だったら、
1)報告・相談するときは、結論や要点の数を伝えなさい。
上司の時間を無駄にせず、必要なフィードバックを適切にもらうために出来るだけ簡潔に。
2)分析結果(データ)のディスカッションする時に仮説出しの相手になるように、意見を言いなさい。
データを見て、「そうなんですね」って相槌打つだけだったら誰でもできる。それに対して、
自分はユーザー心理や行動パターンについてどのような考えを持っているのかを伝えて、
キャッチボールできるようになって欲しい、と。
3)日々一つは学び(○○が出来ない、××出来るようになりたいなど)があるはず。それを毎日メモって、
一つ一つ着実に出来るようになりなさい。」
学生あがりで焦る私の姿を見て、上司は「日々の学びを無駄にしている人がいかに多いか。マークはそれを無駄にせずに、一つ一つ身に付けていけばいいだけ。それやったら、3ヶ月で一人前になるよ。」と言われて、翌日から毎晩学びをWordに書き記し、翌朝上司に確認してもらい、丸一日観察してもらって意見をもらうようにしました。
※この時から上司や先輩からのアドバイスは「脳に深く刻む」ようにしたら、気持ち悪がられるくらい「よく覚えてるね」って言われるようになりました。笑
そんな経験があるので、トレーニングを乗り切る秘訣は「いかにロールモデルとなる人から得られる一つ一つの学びを無駄にせずに活かしきる意識があるか」だと思います。私は上司の着ている服装、話し方、分析する時の視点、読んでいる本、物事の考え方などを全てを真似ることから始めて、3ヶ月後には自分でもびっくりするくらい出来ることが増えてました。笑
入社してくれた仲間もこれから入社してくれる方々もデジタルマーケティングやSOPHOLAに魅力を感じてくれた人たちのはず。あとは、上記をどれだけ徹底的に意識して、行動に移せるかだけだと思います。そうすればきっとハードなトレーニングも乗り切れますよ!その先でみなさんと登り甲斐のある大きな山を一緒に登れるのを楽しみに待っています。
SOPHOLA株式会社
創業者兼代表取締役
飯野 正紀
追伸:写真は、米国留学から帰国直後の2010年6月の時のものです。少しは成長した気がします。笑