昨年6月に入会したEO名古屋。EOでキラーコンテンツと言われている「フォーラム」という仕組みがあって、今回はこのフォーラムで本来話すような内容を綴ってみようかなと思います。

フォーラムってそもそも何？

まだ在籍して4回しかフォーラムという仕組みを体験していないので、あくまで私の理解を綴ってみますね。毎月6名〜の起業家と集まって、実施している「過去1ヶ月の出来事について内省し、誰にもシェアできないような心の底の5%くらいにある葛藤（フワフワ、モヤモヤしてること）を参加者に対してオープンにして起業家の潜在的なポテンシャルを引き出す」場、ですかね。このフォーラムを日々意識することで、自分の日頃の何気ない言葉や行動を内省する癖が付いてきて、自身の表面的な課題ではなく深層の課題に目を向けられるようになってきます。これを掘り起こしていき向き合っていくことで、潜在的なポテンシャルを引き出していく形になります。

1%リフレクションは何？笑

そもそも誰にも言っていないような深い心の葛藤を内省することを5%リフレクンションというのですが、その中でも「これはなんか自分のエゴに大きく貢献しているな」と思われることが出てくることがあります。それを自分は1%リフレクションと勝手に命名してみました。笑

例えばどんなのある？

自分の場合は、「会社の売上が大きく減った時に、心が不安になるのはなぜなんだろう？」という多分経営者や起業家であれば一度はブチ当る疑問に昨年7月から向き合ってきました。私の場合、この「なぜ」が
①経営者としての能力に問題があるのかと考えるため
②能力に問題ある可能性を考え、能力を上げるために何をすれば良いのか迷い始めるため（例：インプットの量や質、アウトプットの量や質）
③この場合、どのくらい時間やお金などをかけてどれほど改善するのだろうかと悩むため
という思考を経て、不安の種の一つ目に当たりが付けられました。

二つ目に、
①最悪このまま売上が戻っていかない（一定期間以上）場合、どうするべきか考えるため
②会社以外の収益も作っておかないと家族に迷惑をかけてしまうと考えるため
③その場合、現在作り始めている新しい家庭・環境を崩す必要があるのではないかと悩むため
という思考を経て、不安の種の二つ目に当たりが付けられました。

更に思考を深めていくと一つ目と二つ目の不安の種の根底にあるのは、幼少期に自営業のクリーニング屋を父が畳み、生活費を稼ぐために新たな能力開発の機会も作れず、朝から晩まで色々な仕事をしている姿が思い浮かんできました。自分は家族・環境に悪影響を与えることと同等以上に自身の生きる道（人生でどうしても成し遂げたいコトを実現するまでの道程）を見失ってしまうことを何より恐れているんだと考えつきました。失った時の父のイキイキとした目の光が失われた感じ、それを見た時の寂しさ、喪失感を自分の家族にも経験させてしまうことの恐れもあることがわかりました。

これらの恐れと向き合っていく2022年になりそうですね。EO有る無しに関わらず、こういう気づきの仕組みを自分の中に習慣化していき、人として経営者として成長していきたいと思ってます！

SOPHOLA株式会社
創業者兼代表取締役
飯野　正紀
追伸：親父の大変さが少しずつ分かってきました。僕も昔は可愛かったし。笑