1年以上、オンライン広告に加え、オンライン・オフラインの販促/CRM/ビジネス戦略全般のコンサルティングを月1回させていただいているECクライアントがいます。2022年の年間売上目標も無事達成している同社ですが、改めて「広告はあくまでビジネスの補助輪」に過ぎないなと感じることがありました。

2月は、このECクライアントにとって閑散期。実際、2022年2月1日〜12日のGoogle広告ROASは200%ほどでした。それが2023年同一期間で784%まで改善しました、1年で4倍弱ROASが改善していることになります。しかしながら、次のコンバージョンの山とGoogle Analytics上のコンバージョンの内訳を分析したところ、メルマガで配信しているオンライン・オフラインの販促キャンペーン内容の影響が大きい事が分かりました。

例えば、
2/3の山：キャンペーンA
2/4の山：キャンペーンB
2/8の山：キャンペーンC
2/11の山：キャンペーンD
といったそれぞれのキャンペーンでプロモーションした商品が購入される事で山を形成しています。

広告代理店やデジタルマーケティングエージェンシーの役割もこうしたオンライン・オフラインの販促/CRM/ビジネス戦略全般に跨っていく時代に突入したのだなぁと改めて感じます。アイレップで勤めていた頃にTさんというWeb解析から顧客セグメント毎の行動特徴、ペルソナ、そして訴求方法をする事が得意な先輩がいましたが、「広告マンが広告だけ語って商売になる時代はもうすぐ終わるから」とよく仰っていたのを思い出しました。笑

最近こういうコンサルティング案件に携わることも少なくなりましたが、解析・分析力や提案力が落ちないように少ない数だけでもきちんとやっていきます！

SOPHOLA株式会社
創業者兼代表取締役
飯野　正紀