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GAFAのアドテクの強みと限界(1)

SOPHOLAの主力事業である「コンサルティング・アウトソーシング」事業では、AdScale(オランダ)、Longtail UX(オーストラリア)、Markable(アメリカ)などの様々な海外のマーケティング・アドテクノロジーを活用することで、国内の主要テクノロジーでは解決出来ない課題解決のお手伝いをしています。「この海外のテックスタートアップと協業体制を構築して、独自の付加価値を作る」ということに着眼することになった経緯について、今回は綴ってみたいと思います。

■インターネット業界に興味を持ったきっかけ:Amazonのレコメンドエンジン
2010年就職活動をしていた時、数学(統計・確率)以外に特に興味も無く、インターネットビジネスについても今後急成長していくビジネスドメインになるとか思いを馳せたこともなかったです。笑 そんな時、靴のネット通販でロコンド(当時はジェイドという会社)の面接で、その後私の上司となる方に「Amazonのレコメンドエンジン」についてお話していただきました。この機能は、Amazonの各ページにユーザーの購入傾向に基づいてオススメの商品が表示される、アレですね。

今でこそ多くのEC通販サイトでもよく見かける機能になりましたが、私の知る限り、当時はAmazonにしかない独自のユニークな機能でした。面接中、「このレコメンドエンジンに使われているアルゴリズムって何か分かる?」と聞かれ、「データマイニング技術の一つであるアソシエーション分析とかですかね?」というやり取りをしたのをキッカケに、インターネットビジネスの裏側にあるテクノロジーや数理的アルゴリズムに強烈な興味を持ち、インターネット業界に足を踏み入れることにしました。

■海外テックスタートアップに興味を持ったキッカケ:Rocket Ful(アメリカ、DSP)
ロコンドでもWebTrekkというドイツのWeb解析ツールや後にAdobeに買収される米国のEfficient Frontierという自動入札ツールなど、Googleプロダクトだけでなくその他の海外テクノロジーが身の回りにいくつもありました。しかし、「日本発のテクノロジーだって負けてるはずがない!」と思い、特に気にも留めていませんでした。笑

そんな中、頭をトンカチで叩かれたような衝撃を受けたのが、2社目のアドフレックス在籍時の2012年に出会った米国のRocket Fuelでした。当時のディスプレイ広告の主体は「予約型広告(純広告)」と言われる、広告の配信開始・終了日・期間を定めて、広告の表示回数・クリック数・CV数を「広告配信後に振り返る」という形の広告でした。一方Rocket FuelというDSPは、目標CPA(目標費用対獲得件数)と広告予算を設定したら、目標CPAに向けて自動的に広告配信方法を最適化してくれるという超画期的なものでした。勿論DSP(小難しいので詳述避けますが、DSPとはリアルタイムで色々な設定ができるディスプレイ広告のこと)なので、配信中に設定を変えることも可能でした。今でも「え、そんなのあるんですか?マジですか???」とリアクションをしていたのを鮮明に覚えています。今ではGoogleもスマートディスプレイ広告という似たような機能をリリースしていますが、8年前ではGoogleですらリリースしていない機能でしたから…。

Rocket Fuelとの出会いによって、GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)のようなプラットフォーマーだけではなく、海外テックスタートアップの有するテクノロジーに対して広いアンテナを持つようになりました。

長くなってしまったので、続きはまた次回。笑

SOPHOLA株式会社
創業者兼代表取締役
飯野 正紀
追伸:やっぱり、二郎系ラーメンってたまに食べたくなりますね。笑