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[Update: Google As] 来店コンバージョンの自動最適化対応

Google Adsの検索とショッピングキャンペーンにて来店コンバージョンが自動最適化の対象として選択可能になったのでご紹介させていただきます。*2019年10月時点でディスプレイおよび動画広告には未対応

来店コンバージョンはまだ一部の広告主にのみ提供されている機能です。来店コンバージョンを利用する場合は利用条件をクリアした上で、Googleの担当者に機能利用の可否を確認する必要があります。

<利用条件(ヘルプページより抜粋)>
– 対象国内に複数の実店舗がある。広告主様の国で来店コンバージョンが利用できるかどうかについては、Googleアカウント担当者にお問い合わせください。
– 広告のクリックや視認範囲のインプレッションが十分にある。
– Google マイビジネス アカウントを Google 広告アカウントにリンクしている。
– Google マイビジネス アカウントに各店舗のビジネス情報を作成している。
– リンクされたビジネス情報の 90% 以上について Google マイビジネスでオーナー確認が済んでいる。
– アカウントで住所表示オプションが有効である。
– 広告のクリックや視認可能なインプレッションと関連付けられる来店データがバックエンドに十分に蓄積されており、Google が定めるユーザー プライバシーの要件を満たしている。

来店コンバージョンの自動最適化はアカウント/キャンペーンのどちらかの単位で設定が可能です。アカウントレベルでの設定の場合、「来店コンバージョン」をコンバージョン列に含める設定を行うだけで大丈夫です。キャンペーンレベルでの設定の場合、過去の記事「キャンペーン単位で入札するコンバージョンアクションの選択(https://sophola.jp/blog/marketing_21_06_2019/)」を参考に設定をしてみてください。

ただし、注意しないといけないのは、来店コンバージョンの価値とWeb経由での購入などの価値をどのように評価するかを先に決めてから本機能を実施する必要がある点です。Web施策のKPIと来店コンバージョンをきちんと紐づけて管理をしないと、Web上で売り上げにつながらない来店コンバージョンのみが増えてしまったり、逆にせっかく設定した来店コンバージョンが全く発生しないといったことも考えられます。店舗における顧客1人当たりの平均売上金額等を参考に目標設定をしてみるのが一番イメージしやすいかと思います。

来店コンバージョンはWeb施策や会社のKPI/KGIとの紐づけが難しい部分がありますが、リアルな人の動きがわかる非常に面白い機能です。実店舗をお持ちでGoogle Adsを利用している方はぜひこの機会に来店コンバージョンを活用することを検討してみてください。

[参考]
Add store visits to Smart Bidding to drive better omnichannel results
https://support.google.com/google-ads/answer/9497556?hl=ja

来店コンバージョンについて
https://support.google.com/google-ads/answer/6100636?hl=ja

SOPHOLA株式会社
齋藤