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長野市の移住者企業支援金ご担当者様に直撃インタビュー!

弊社コーポレートサイト制作で長野市の移住者起業支援金制度を利用させていただいたので、長野市で起業を検討される起業家の方々の参考になればと思い、26日に同制度を担当されている、長野市企画政策部の人口増推進課主事秋元 沙織さんにお話をお伺いしてきました。

移住者起業支援金制度とは?
県外から市内に移住して起業する50歳未満の方に対して、起業に係る初期投資費用(上限
100万円)を支援する制度です。交付条件の一つとして、「おおむね3年以上定住する
意思のある者」があります。詳細は、以下のサイトページでご確認いただけます。
https://www.city.nagano.nagano.jp/site/iju/145241.html

Q. 長野市移住者起業支援金制度の設立の背景を教えてもらえますか?
秋元さん:大きな背景は、本市への移住促進のためです。移住希望者の相談の多くが「仕事」についてのものであり、相談者の6割を占める40歳代までの方を対象に、起業マインドを持つ移住希望者への支援制度を設け、長野市への移住
・定住を促進するために制度化しました。また、県外で経験を積まれた人が、長野で起業をして、街の活性化につなげてほしいとい
う思いもあります。実際に、飲食店や個人商店が開業して、にぎわいを生み出す事例も出てきています。

Q.支援金制度設立で、狙いどおりのことと狙い通りじゃないところは?
秋元さん:まず、狙いどおりのところは、この支援金制度を活用された説明や飲食店や個人商店が生まれて、そのお店を介して地域内での交流が生まれていることですね。例えば「足と靴の修理店 DecoBoco」さん(https://decoboco-shoes.com/)は、神奈川県から移住されてきました。靴の修理専門店を開業され、地域の方々からも喜ばれているとお聞きしています。また、アレルギー対応のお菓子を通信販売している「CocoChouChou」さん(http://chouchou-sweets.com/)も好評とのことで、みなさんがイキイキと長野移住を実現されているというのは、とても嬉しく、この制度の目的にも叶っているし、こういう方々をもっと増やしていきたいと考えています。そして、狙い通りじゃないところは支援金申請の相談件数が伸び悩んでいるところです。起業支援金制度を開始して3年目となりますが、年ごとに相談件数は若干ですが少なくなってきています。多くの方にご利用いただけるよう、市としても色々な媒体を使ってPRしていく必要があると思います。

3.どういう起業家に長野に来てほしいと思われますか?
秋元さん:そうですね、3点あります。
1. バイタリティがある人
2. 長野に新しい風を吹き込んでくれる人
3. 事業規模を発展・拡大させ長野市の発展に寄与したいと思っている人

4.長野での起業をPRするとしたら、どの点を挙げたいですか?
秋元さん:起業と生活のバランスをとるにはとてもいいと思います。
1.東京へのアクセスの良さ
2.自然が多く、野菜や果物がおいしい
3.人がやさしい、応援してくれる人が多い
という点だと思います。
あと、自然があり、空気や人の心に余裕があるため、子育てにもいい環境です。そのため
、家族も大切にしながら、仕事も一生懸命できる環境があると思います。

5.長野で地域の方に溶け込んでうまくやっていくことについてアドバイスをもらえますか?
秋元さん:長野市には、人と人との間に心地いい距離感があると思います。
求めれば助けてくれるし、放ってほしいときは放っておいてくれる、そんな感じですかね。
日本が昔から大事にしているような、笑顔や挨拶、何かもらったらお返しをするなど、
ごく普通のお付き合いをすれば、時間経過とともに多くの人が助けてくれると思いますよ。

6. 今回SOPHOLA株式会社は、自社ホームページの制作費に、この支援金を使わせて頂いたのですが、SOPHOLAに期待することを教えて頂けますでしょうか?
秋元さん:SOPHOLAさんは、インターネットサービスで、長野と世界をつなげたいという強い想いがありますよね。そんなSOPHOLAさんに期待することは3つあります。
1. 長野市の産業のレベルアップ
2. 若者の雇用
3. 地方創生
まず1つ目については、飯野さんの経験による広告や事業立ち上げのノウハウをはじめ、多岐にわたる分野で最先端の技術を長野に広めてほしいですね。2つ目は.進学で首都圏に出ていくと長野に戻ってこない現実があります。魅力的な企業となり積極的に若者を雇用していただきたいです。3つ目は、AIを活用した分野での起業は長野でも初めてのことと思います。SOPHOLA創業者の飯野さんは長野市のキーマンになって活躍されることは、新しい形での地方創生になると、すごく期待しています。