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Empower and Revitalize Japan for Next Generation

SOPHOLAのVision(目指す世界観)、Mission(果たす役割)、Values(大切にする価値観)を体現する取り組み・アイデアを発信。
SOPHOLAの雰囲気がわかるような社員の日常や想いも更新していきます。

40歳から始める新習慣

先日、無事40歳になりました。日本では、本厄の年に「厄祓い」・「厄除け」を行い、神仏の加護を受けて凶事や災難を未然に防ぐ慣習がありますが、男性の2回目の本厄の年は数え年で42歳になる年とされています。私は数え年だと41歳なので、仕事面で様々な凶事や災難が起こると言われる前厄になりますね。そして、この40歳という年は、どうやら私にとってかなり重要だったらしく、「残りの人生を『おじさん』、『おじいさん』としてちゃんと生きなさい」と40歳に近づくにつれて本能が自身に強く念じてきました。社会的にもそうかもしれませんが、私の幼少期に見上げていた40オーバーのお父さんたちはやはり頼り甲斐があって、人生の先輩として畏敬の念を抱いてました。きっとそういう実体験に基づく本能からのお告げがきたのでしょう。笑

そこで40歳になるにあたり、いくつか新しい習慣を導入することにしました。(今年はまだ導入していくと思います)他の「おじさん」や「お父さん」達の参考になるかわかりませんが、主要なものだけ、本ブログでご紹介したいと思います。
1.一日一善を実践する
40歳の誕生日に「周りの人に何か助かるわ」って思ってもらえる人間になりたいと漠然に思ったんですよね。思うだけでは意味がないので、その日から「一日一善」を実践することにしました。例えば、本来タイプしていた感謝の手紙を手書きで書いてみたり、お世話になっている方にお菓子を差し入れたりとかたまにやっていたようなことを具体的に毎日実践しているかどうかを毎日確認するようにしています。笑

2.内省を強化する
この前のロンドン・ビジネス・スクールでの最大の気づきかもしれませんが、私は気づかぬうちに自身の細やかな成功体験に基づく思考や行動パターンを繰り返していました。例としては、短期的なKPIモニタリングや施策立案・実行ばかりやっていて、中長期的な戦略を社員でディスカッションすることもありませんでした。マネジメントスタイルも強烈なトップダウンでした。全て過去の成功体験に基づいてはいるんですが、現在の置かれた環境に対する最適解かどうかを疑問視することすらできていなかったんですよね。完全に思考停止ですね。

プライベートでもEOのフォーラムを通じてアンガーマネージメントが上達していないことに気づいてしまい、「内省の質と回数を上げないと全然ダメだなぁ」とこの4月に心から反省しました。そして、導入することにしたのが、シックスミニッツダイアリーと内省の技術の導入です。シックスミニッツダイアリー(朝3分、夜3分それぞれ3つの項目について日記を書く)についてはもう1ヶ月やっていて、既に毎日の内省の物凄い効果を実感しています。内省の技術については、実は非常に面白いフレームワークがあったので、それを今月から少しずつ試してみる予定です。

3.体をメンテナンスする
右腕を昨年12月に骨折・手術して、今年4月にひき逃げに遭って右腕を再度負傷してしまったのですが、もう一度身体を鍛え直すことにしました。ランニング・ジム、高負荷インターバルトレーニングを順番に繰り返す運動を毎日することにしました。

4.資産運用をする
大した資産もないのですが、人生後半戦に向けて株式投資を始めました。統計・確率専門の人間としては得意分野なので興味なかったんですが、40歳になり家族もいるので重い腰をようやく上げてやることにしました。笑

5.1日15分本を読む
起業して本を読むペースが落ちたので、1日15分は本を必ず読むことにしました。自己啓発系の本もですが、サイエンス系の本なども読んで自身の教養を再度高めたいと思っています。

6.徹底的にUnlearnする
2のところと関係あるのですが、自身の事業開発、マネージメント、個人・会社のラーニングの仕方全てをUnlearnすることにしました。知らず知らずにコンフォートゾーンにいたことを今後は許さないようにして、新しいやり方をどんどん取り入れたいと思います。メガトレンドを半年に一回社内で共有したりするのもその一例ですね。

7.MBAに挑戦する
これも子供が小学生になったら、一緒にボストンにでも行ってMIT Sloan School of Managementに挑戦したかったんですよね。学生当時お金もなくて、MITに挑戦したくても挑戦できなかったので。でも、自身の本能が「残りの人生を『おじさん』、『おじいさん』としてちゃんと生きなさい」と告げてきて、その準備が全然出来てなかったのでさっさと挑戦してみようと決めました。結果、オンライン受講ができるHult International Business Schoolにこの秋からお世話になることになったのですが、古い自分を完全にぶっ壊せればと思いますね。

8.新規事業に挑戦する
4年間、デジタルマーケティング×海外最先端テクノロジーという得意領域に集中して、収益を立ててきました。これについては全く後悔も反省もないのですが、会社のキャッシュも充分溜まったので新規事業でリスクテイクをする準備が出来ました。なので、念願の日本伝統工芸品を海外に紹介、販売する事業を今年始動することにしました。私だけでなく、これまでSOPHOLAで貴重な時間を使ってくれた仲間達のためにも自分の持っている最大限の情熱と知恵を注ぎ込んでやってみようと思います。

以上です、参考になってなかったらすみません。(本当は、もっとあるんですがお腹いっぱいですよね?笑)
おじさん連合作ったり、新しいお仕事でもご一緒できそうな方もしいらしたらぜひお願いいたします。

SOPHOLA株式会社
創業者兼代表取締役
飯野 正紀
追伸:Kua Ainaというハワイのハンバーガー屋さんの軽井沢店に行ってみたら、まだバクッといけました。笑