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SOPHOLAのVision(目指す世界観)、Mission(果たす役割)、Values(大切にする価値観)を体現する取り組み・アイデアを発信。
SOPHOLAの雰囲気がわかるような社員の日常や想いも更新していきます。

[Others] 前提/定義の確認と共通認識/共通言語の創造

Webマーケティングは会話の前提となる言葉の定義が比較的そろっている方だと思いますが、話をする方の職種や役職/立場によって、前提となる定義の共有や共通認識を創る必要がある場面は常にあります。また、Webマーケティングの領域はものすごいスピードで技術が進化しているので新しい言葉ができたときに共通認識があるか確認(説明)をする必要がある場合も多々あります。

どんなシチュエーションかというと下記のような一例がわかりやすいかと思います。

– [定義の確認] KPIってそもそもどんな意味ですか?
– [定義/共通認識の確認] CPAってCost Per Action それともCertified Public Accountant(公認会計士)??
*あまりこういう状況はないと思いますが、公認会計士事務所のWebマーケティングをする場合などはご注意を…笑
– [共通認識の確認] 成果を改善してほしいからよろしく! / 成果はCPCですか??CPAですか??獲得件数ですか??売上ですか??
– [共通言語の確認] 検索クエリ=検索語句=サーチクエリ

もちろん、「あれ、どうなっているの??」と聞かれた際に間髪入れずに「あ、あれは今朝作業が完了して現在最終確認中です。」と答えることができれば理想的です。しかし、「あれ/それ」といった言語は何かを示しているわけではないので、コミュニケーションを取っている人達が頭の中で想像/創造された共通認識を持っていないとこのコミュニケーションは成り立ちません。複数のプロジェクトや作業が同時進行している現場ではなかなか難しいのが正直なところです。

そんな中で、会話の齟齬をなくし共通認識を創るには下記の3つが必要だと思います。
– 会話の開始時に前提/定義を説明する
– 略語を使わない/わかりやすい言葉に置き換えるなど誰が聞いても分かる言葉を利用する
– 相手の考えや言語/価値観を理解した上でコミュニケーションを変える

誰かと話をしている時に、共通認識が少ない方がいいということはまずないと思います。正しくコミュニケーションが取れないことがデメリット/損失につながるのでできる限り同じ目線で話ができるように日々意識していきましょう。

SOPHOLA株式会社
齋藤