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SOPHOLAのVision(目指す世界観)、Mission(果たす役割)、Values(大切にする価値観)を体現する取り組み・アイデアを発信。
SOPHOLAの雰囲気がわかるような社員の日常や想いも更新していきます。

Attention Insight|商品特質のAmazon検索結果上の視認性に対する影響

前回の分析結果が大変好評だったので、今回もAmazonの検索結果画面についてさらに分析を深めていきたいと思います!

Amazonには、さまざまなプロダクト特質が検索結果画面で表示されます。例えば、
Amazonおすすめ:すぐに発送ができて、評価が高く、お求めやすい価格の商品
ダブルポイント:取得可能なAmazonポイントが通常の2倍の商品
特選セール:特選セール中の商品
などが例と挙げられます。これらの商品特質の有無がAmazonの検索結果画面上の視覚的注意にどのような影響を与えるのかを今回取り上げてみます。

まず、対象のAmazon検索結果画面は、「セーター レディース」のキーワードの検索結果画面の一部になります。先程例に挙げたすべての商品特質が含まれている箇所になります。
まずこのオリジルナルの4つの商品に対する視覚的注意%を可視化してみます。前回の分析結果と異なり、プロダクト特質のある商品が2-3番目にある場合、原則1番左側にある商品が視覚的注意%が高いにも関わらず、左から2番目や3番目の商品の視覚的注意%が高いのが非常に興味深いですね。

それでは、Amazonおすすめ、特選タイムセール、ダブルポイントのうち、どれが最も視覚的注意%を上昇させるのでしょうか?
結果はAmazonおすすめでした!(このケースにおいては、順番として、Amazonおすすめ>ダブルポイント>特選タイムセールでした)この結果となった理由としては、
・Amazonおすすめは商品画像の左上で、まず視線が向く箇所であること
・他の商品特質と異なり、ない場合そこは完全に死角となっていること
が考えられるでしょう。

(ある場合)
(ない場合)

掲載位置によって「Amazonおすすめ」の商品特質有無の視覚的注意%に与える影響度は変わってきますが、無いよりはある方が視覚的注意%が高いことは今回の実験でわかったので、取得可能な商品についてはぜひ取得に向けてトライしてみていただければと思います!

SOPHOLA株式会社
創業者兼代表取締役
飯野 正紀