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[Marketing/Google] フレーズ一致の拡張範囲拡大と絞込み部分一致の段階的な廃止に関して

Google社は2021年2月5日(金)、フレーズ一致の拡張範囲の変更とこれに伴う絞り込み部分一致の段階的な廃止を発表しましたのでご紹介させていただきます。

日本におけるこの変更の適用は2021年7月の予定ですがアメリカやヨーロッパでは2021年2月から順次変更がされていきます。なお、変更が適用されるまでは従来の定義のままとなります。

(1) フレーズ一致の拡張範囲の変更
フレーズ一致の拡張範囲はこれまでよりも広くなります。簡単に言うと、拡張範囲は現状のマッチタイプ定義で「フレーズ一致」≒「絞込み部分一致」という形になります。
これまで登録語句の順番の入れ替えまでがフレーズ一致の拡張範囲でしたが、変更後は絞込み部分一致のように「語順の入れ替え」+「語順の意味ベースでのマッチング拡張」がフレーズ一致の拡張範囲の定義となります。

(2) 絞込み部分一致の段階的な廃止
すでに登録済みの絞り込み部分一致キーワードは、今後も利用可能です。ただし、アップデート後(日本の場合2021年7月以降)、新規で絞り込み部分一致キーワードを追加することができなくなります。また、絞り込み部分一致を、キーワード内の一部の単語にのみ適用することができなくなります。(例: ○ 「+Webマーケティング +転職」, ×「Webマーケティング +転職」)

この変更に伴い、Google社はキーワードの変換を簡単に行うための追加ツールを年内に随時リリースしていく予定とのことです。

下記3つが、本アップデートの主な影響と考えています。

1. フレーズ一致キーワードのインプレッション増加
2. 絞込み部分一致キーワードのインプレッション減少
3. 意図しない形でのキーワードの拡張

運用型広告の担当者は、意図しない形でのキーワードの拡張に備えてマッチタイプを精査した追加キーワードの検討と除外キーワード追加を行う必要がでてくると思いますので、作業日程をあらかじめスケジューㇽに入れておくといいと思います。

<参考>
https://support.google.com/google-ads/answer/10346549?visit_id=637489757211466845-3971770540&rd=1https://support.google.com/google-ads/answer/10286719
https://support.google.com/google-ads/answer/10286719?hl=ja

SOPHOLA株式会社
齋藤