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ナラティブの溝

社員数15,000人以上の会社から 自分も含め社員数4人の会社へ転職したことは、 「組織」について考える機会になりました。

他者と自分の常識の間にあるギャップについて、 埼玉大学院で准教授をされている宇田川元一氏が書いた “他者と働く「わかりあえなさ」から考える組織論”という本の中で、 「ナラティブの溝」と紹介されています。

「ナラティブの溝」に気づいていないとき、人は無意識に他者のことを道具のように扱ってしまうものだと書いてあります。
その関係を「私とそれ」と表現しています。 またそれに気づき見直すことで、関係を「私とあなた」に変えることができます。

組織の中で働くのは「人」であり、それぞれ思いがあります。
また立場によって、それぞれの目的があります。

自分の目線から組織を見ている限り、 ナラティブの溝に気づくことはできず
「分かってもらえない」
「何を言っても同じだ」
「働いていない」
というネガティブな言葉が出てくるようになってしまうのではないかと思います。
それは、「(私の常識を)分かってもらえない」「(私の思うとおりに)働いていない」という意味になります。

新型コロナウイルスの影響で、 相手の状況が目に見えないからこそ、この溝に気づかず自分本位で進めてしまうことがないよう気を付けなければいけないと、ハッとさせられる内容でした。

相手の常識を探り、理解しようと努める「対話」をすることで、その溝に橋をかけることができます。
人の関係は流動していくものであり、今うまくいっている関係が将来に当てはまるものではないと思います。仕事に限らず、生活の中でリモートで済ますことが多くならざるを得ない今だからこそ、さらに「対話」を大事にし、相手のナラティブに気づく癖をつけたいと思います。

SOPHOLA株式会社
伊佐山 真里