Empower and Revitalize Japan for Next Generation
弊社の事業などに関する最新情報をご覧いただけます。
また、ビジネスパートナーの皆様にとってお役に立つ様な情報の発信も同時にしていきます。
m19|2022年にリリースされた新機能一覧
2022年もm19をご利用中の多くのAmazonセラー様にとって有益な新機能(Amazonプラットフォームにない機能ばかり)を数多く開発、リリース致しました。まだご検討中の方々もすでにご利用中の方々もぜひご一読の上、ご検討の材料もしくは活用検討の一助になれば嬉しく思います!
1.在庫レポート/在庫閾値/低在庫アラート機能
2022年1月、在庫レポートに加え、在庫閾値と低在庫アラート機能の提供を開始しました。
在庫レポートでは、各ASINの在庫の数量や金額を確認できます。(Amazon上表示価格の確認可能)商品グループによるフィルタリング、数量から金額への切り替え、またその逆も可能で、レポートをダウンロードすることもできます。
低在庫アラート機能によって、現在の在庫と過去30日間の注文数に基づいて、在庫がどのくらい続くかを推定します。また、在庫の閾値を設定することもでき、在庫が閾値より低くなると、アルゴリズムがキャンペーンを一時停止します。
2.キーワード抽出タブ
多くのクライアントから、「キーワードの競争力を比較する機能」が欲しいという要望がありました。そこで、Amazonの検索頻度率を毎日ダウンロードし、キーワードのランキングを時系列で比較するようにしました。キーワード抽出タブでは、キーワードを入力するか、新しい商品を追加することで、類似商品と類似キーワードを類似度ランクに基づいて比較することができます。
また、m19の利用有無に関係なく利用できるサイトも作成しました。
3.Total Conversion Rate(トータルコンバージョンレート)の指標
プロダクトダッシュボードに、TCR: Total Conversion Rateという新しい指標を追加しました。では、トータルコンバージョンレートとは何でしょうか?トータルコンバージョンレートとコンバージョンレートの違いは?ご存知のように、CR(コンバージョンレート)=スポンサー広告経由のオーダー数/スポンサー広告クリック数で、広告のパフォーマンスを表していました。
トータルコンバージョンレートは、コンバージョンレートと少し似ていて、Amazonの広告コンソールに記載されていないm19の概念です。m19では、TCR = 全オーダー数 (スポンサー広告経由+ 自然検索経由) / 全セッション数となっており、自然検索経由とスポンサー広告経由のコンバージョンパフォーマンスを比較するのに役立つ概念です。
例えば、TCR>CRであれば、OCR(オーガニックコンバージョン率)>CRとなり、ブランド全体にとって有利な状態であることを意味します。
4.時間帯別統計データ/配信機能
2022年夏には、Amazonがスポンサー広告の1時間ごとの統計情報をパートナーに提供し始めました。まず、US、CA、MXのマーケットプレイスで、そして他のマーケットのデータアクセスもパートナーに解放されたので、新しい機能を開発しました:時間帯別統計データ。これは、すべてのマーケットプレイス(インドを除く)に対応した新しい機能です。「時間帯別統計データ」では、プロダクトとストラテジーのパフォーマンスを1時間ごとにモニタリングでき、異なる時間帯に広告を一時停止したり、開始したりすることができます。時間帯は、各マーケットプレイスで設定されているタイムゾーンで表示されます。
時間帯別配信機能では、特定の時間帯を選んでストラテジーを無効にできるため、クリック単価が高すぎて広告が十分に売上につながらない場合に、広告費を節約することができます。
5.ピークセッションブースト機能
この機能は、ブーストを有効にすると、ストラテジーの目標ACOSを増加(または減少)させます。ユーザーは、増加の大きさを定義することができ、プライムデーまたはブラックフライデーが終わると自動的に最初の目標ACOSの値に戻ります。
プライムデーブースターの場合、プライムデー後の2日間はターゲットが少し控えめに設定されます。これは、プライムデー期間中にクライアントが許容した増加分のバランスを取るために行われます。
6.検索上位表示ブースト機能
クライアントから多くのリクエストがあったため、検索上位表示ブーストという新しい機能を開発しました。クライアントがタクティクスを作成した後、広告を検索上位に表示させたい場合は、ブーストをオンにすることができます。
アルゴリズムは、広告が検索上位に表示されるように、現在の予算の200%の予算を増加させます。一方、目標ACOSは変わらないため、アルゴリズムは他のタクティクスの入札を下げる形になります。キャンペーン単位ではなく、キーワード単位で実施できるのがm19の強みとなります。
7.プレースメント統計機能
各キャンペーンのプレースメントをよりよく分析できるように、プレースメント統計機能も開発しました。アイコンをクリックしてプレースメントの詳細を開くと、検索上位、商品ページ、その他の検索でのストラテジーのパフォーマンスを確認できます。
2023年もセラー・広告代理店様にとって有益な機能を多く開発・リリースしていきますので、引き続きご愛顧のほど宜しくお願いいたします。